アフター・ザ・ゲーム:勝敗のとらえ方
レスリングの吉田沙保里選手のリオオリンピックが終わりました。その結果は銀メダルでした。試合後のインタビューで号泣しながら、「たくさんの方に応援していただいたのに、銀メダルで終わってしまって申し訳ないです」とコメントしました。しかし吉田選手は五輪3連覇をし、日本チームの主将と...
2016年8月21日


リオ五輪400mリレー銀メダル獲得!
リオオリンピック400Mリレー銀メダル獲得!100Mのファイナリストがいない中でのアメリカチームの上を行く2位。山縣、飯塚、桐生、ケンブリッジ選手、そして日本チームスタッフで強いチームケミストリーを作り上げたのだと思います。...
2016年8月20日
チームに何が足りなかったのか?:この夏のまさかの敗戦をスポーツ心理学の視点で検証
東邦対八戸学院光星の大逆転劇、サッカーオリンピック代表のナイジェリア戦での まさかの守備の崩壊、何が選手たちに起きてしまったのでしょうか。 スポーツ心理学の視点で探ってみたいと思います。 光星は一時は7点差をつけ、9回の攻撃を残して4点差、圧倒的に有利な状況でした。...
2016年8月18日

アメリカにおけるスポーツ心理学とオリンピック 1
アメリカでスポーツ心理学がいかにオリンピックに関係しているかをご存知でしょうか。 今回はその一端をご紹介します。 USOC(アメリカ五輪委員会)ではアトランタ、長野五輪において、心理的要因がいかにアスリートのパフォーマンスに影響を及ぼしたかをグールド博士などのリサーチもとに...
2016年8月15日


勝てると思った瞬間の罠:錦織選手の接戦の裏側
リオ五輪テニス準々決勝の錦織選手とフランスのモンフィス選手の戦いは タイブレイクにもつれ込む接戦となりました。 まさにメンタルゲームとなった終盤の展開を振り返ってみましょう。 タイブレイクはモンフィスのサービスで開始されました。...
2016年8月14日


リオ五輪、体操・水泳の好成績を生んだ 個人競技における“チーム力”
リオ五輪の前半戦でよい結果を出し存在感を示しているのが体操、水泳です。 この両者には共通した点があります。『チーム力』を大切にしているのです。 どちらも個人競技ですが、どうして『チーム力』を意識しているのでしょうか? アメリカでは2002年に44人のアトランタ五輪コーチ、1...
2016年8月13日


スポーツ心理学からみるラグビー日本代表/五郎丸歩選手のルーティーン
ルーティーンとは? ラグビー日本代表の活躍で五郎丸選手の蹴る前の一連の動作が話題となり、「ルーティン」という言葉がよく使われていますね。 このルーティーンの導入によって五郎丸選手はキックの成功率をあげたといわれていますが、スポーツ心理学的に見ると、ルーティンはつまるところ『...
2016年7月2日


“奇跡の優勝”に見る組織作り――スタイル確立でチームを変える
サッカーのイングランド・プレミアリーグで、日本代表の岡崎慎司選手が所属するレスター・シティが頂点に輝きましたね。これは“奇跡の優勝”なんて呼ばれていて、資金力も選手自身の実力もプレミアのトップで戦うチームには到底及ばないレスターが優勝したということは、それくらい驚くべきこと...
2016年6月15日


浅田真央選手のソチ五輪(後編 )
浅田真央選手。 自分のスケートへの思いを表現できての最後の笑顔。本当に美しい表情で、もらい泣きした人も多かったのだろうと思います。 SPで大きく後れを取り、『悔しさもあったんですけど、それよりは終わった後は言葉にならなくて、今まで何やってきたんだろうなと思いました』と浅...
2014年4月21日
浅田真央選手のソチ五輪(前編)
浅田真央選手がソチ五輪、ショートプログラムで16位と出遅れてしまいました。彼女が背負っているものが大きすぎて、可哀想にも思えてならないのですが、自分自身の納得出来る演技を見せてくれたらと切に願うばかりです。 「アルメニアに入ってからは、毎日完璧に滑りたいという気持ちが強かっ...
2014年4月20日